「日本では手術を受けた人が早く健康を回復するようにと牛肉を食べさせます。他の人に分けたりせず、あなたが召し上がってください」

2006年5月31日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)当時ハンナラ党代表は予想もしていなかった1通の手紙を受け取った。手紙の送り主は安倍晋三当時官房長官。
朴氏は地方選挙直前の2006年5月20日、ソウル新村(シンチョン)で応援遊説を行っている際にカッターナイフテロに遭い、新村セブランス病院で緊急手術とあわせて9日間の入院を終えてちょうど退院したばかりだった。
安倍氏は「朴(槿恵)代表がテロに遭遇したという知らせを聞いて、深い悲しみと心配をお伝えすべく手紙を書いています。早期に回復して政治活動を再開することができるようになり、うれしく、安心しています」とし、
手紙とともに神戸牛と豆源の高級菓子などを添えて朴氏のもとに届けた。朴氏は「温かい配慮に感謝した」と回顧した。

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