ウクライナ情勢と日本 露の「やり得」にするな

ロシアによるウクライナ全面侵攻から間もなく3年目に突入する。ロシアは攻勢が目立つものの決定打を欠く一方、ウクライナは支援が細る中でもどうにか持ちこたえられそうであることから、戦争の4年目突入もあり得る状況だと、東京大学の小泉悠准教授と本紙の斎藤勉論説委員が今後の見通しを語った。米国からのウクライナ支援は当面途絶えるかもしれないが、日本が代わりに防衛装備品を供与する方法はあると両氏は論じる。この戦争を外交で止めることはできない以上、軍事的に支援するしかないのだ。

https://www.sankei.com/article/20240205-PNJOGMY2FFKDJEHMFWOQHOSQBQ/