マッチングアプリで知り合った男性に、公園のトイレで用便姿を覗くように仕向け、「公然わいせつだぞ」などと騒ぎ立てて約50万円をだまし取ったとして6日、会社員の男2人が松江警察署に再逮捕されました。

詐欺の容疑で逮捕されたのは、いずれも広島県福山市に住む会社員で、38歳の男と23歳の男です。2人は建設関係の会社の同僚ということです。

調べによりますと、男2人は共謀して去年12月、マッチングアプリを通じて知り合った鳥取県米子市の男性(10代)から49万9000円を脅し取った疑いが持たれています。

警察によりますと、2人は示談金名目で現金をだまし取ろうと考え、去年12月20日、島根県松江市内の公園のトイレに男性を呼び出して男(23歳)の用便姿を覗くよう仕向け、男性がこれに応じると、トイレ利用者を装ったもう一人の男(38歳)が、「公然わいせつだぞ」などと騒ぎ立て、男(23)が「示談金を払うので許してほしい」「自分が立て替えておく」などと嘘を言って、示談金50万円を肩代わりしたかのように男性をだまし、コンビニエンスストア駐車場などで、現金合計49万9000円を脅し取ったとしています。