国土交通労働組合は6日、航空管制官の大幅な増員を求めるとの声明を発表した。1月に起きた羽田空港での衝突事故を受けて、監視体制の強化のため滑走路への誤進入を常時レーダー監視する人員配置がされたが、新規の増員ではなく役割分担の調整による捻出として、同組合は問題視しているという。

同日航空局長宛に申し入れ書を提出後、記者会見に登壇した山﨑正人中央執行委員長は「乗客・乗員の命を守るためには、より多くの人員を配置することが重要だ」と話した。組合の申し入れ書には、全空港職員のストレス管理支援や、事故原因を調査する第三者委員会に地上職員の声を反映することなどの要求が含まれている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4705b8c9c9b83f40d0bd68cca5221c5a48829128