亀田製菓は主力商品「亀田の柿の種」のパッケージを8年ぶりに刷新した。食感の特徴である「カリッと」の表記を目立たせたほか、インバウンド(訪日外国人)にも訴求するため商品名にローマ字を併記した。おつまみとしてだけでなく、若者や外国人など幅広い層に手に取ってもらう狙い。
2月上旬から順次新パッケージに切り替えている。ロゴの文字間を広げて読みやすくしたほか、インバウンド向けに「JAPAN's No.1」と記載し最も売れている米菓であることを強調した。裏面のQRコードを読み取ると製造過程の動画を視聴できる。
「亀田の柿の種」は1966年に販売を始め、時代に合わせパッケージを変更してきた。今回のリニューアルで「お父さんの定番菓子というイメージから、いつでもどこでもだれとでも楽しめるお菓子」(同社)として訴求し、新たな客層の開拓につなげる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0739A0X00C24A2000000/
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