「お前だけは許さない」 “モンスターウルフ”有害鳥獣を威嚇、撃退 2024/02/08 毎日新聞
「ヴォー、ヴォー」。鹿児島県伊佐市の山中に、うなり声を出し、赤い目を光らせたオオカミ型のロボット「モンスターウルフ」が現れた。
田畑を荒らす有害鳥獣を音や光で威嚇して撃退する狙いだ。周辺に設置したわなと併せ、防除と捕獲の効果を検証する。
モンスターウルフは、北海道の精密機器メーカーが開発したオオカミを模した害獣撃退装置。体長は約1・2メートルで、
赤外線センサーで動物などを感知すると、LEDの目が赤く光って首を振り、うなり声や発砲音など約50種類、最大90デシベルの音をランダムで発する。
「お前だけは許さない」などと人の声の脅し文句もある。
今回は3体を国有林の新植地に設置。シカが杉の芽を食べたり、樹皮をはがしたりする被害を防ぐ。
費用は設置費込みで計約200万円。猟友会と分担し、ワイヤで捕獲する「くくりわな」も周囲に仕掛ける。
今後、十数基の定点カメラで監視を続け、効果をみながら本格導入を検討する。
【リンク先に動画あり】
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/ar-BB1hXpqf
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