愛知・津島 物置から夫婦の遺体 自殺の息子殺人疑い書類送検
令和5年、愛知県津島市で空き家の庭にある物置から以前この家に住んでいた夫婦の遺体が見つかった事件で、警察は事件の翌日に自殺を図って死亡した当時40歳の息子を殺人と死体遺棄の疑いで容疑者死亡で書類送検しました。
警察によりますと、息子は両親を殺害したあと、父親の金を使い込んでいたとみられるということです。
令和5年7月、津島市宇治町にある解体作業中の空き家で、庭の物置から以前この家に住んでいた山本國雄さんと妻の山本静江さんの遺体が見つかりました。
発見当時、2人はいずれも70代で遺体には刺し傷があり、警察は同居していた当時40歳の息子が事情を知っているとみて、行方をさがしていましたが、遺体が見つかった翌日、県外で自殺を図り死亡しました。
その後の捜査で、死亡した息子が、令和3年の10月に2人を包丁で刺すなどして殺害し遺体を物置に遺棄した疑いがあることがわかり、警察は8日、殺人と死体遺棄の疑いで容疑者死亡で書類送検しました。
警察によりますと、息子は両親を殺害したあと、父親の金を使い込んでいたとみられるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20240208/3000034126.html