IMF、所得税減税の効果疑問視 日銀に「段階利上げ」促す:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08E290Y4A200C2000000/
国際通貨基金(IMF)は9日、日本政府が6月に実施する所得税と住民税の定額減税について「成長に及ぼす影響は限定的と予想される」との見解を表明した。物価上昇率が日銀目標の2%程度に落ち着くと見込み、大規模な金融緩和を終わらせ、段階的な利上げに踏み切るよう促した。
(中略)
なかでも、岸田文雄首相が打ち出した所得税減税は債務状況を悪化させると指摘。2023年11月にまとめた経済対策を「妥当でない」として、ガソリン補助金を低所得層に的を絞った給付金に置き換えるといった具体案を示した。