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青森県むつ市は2024年度、スマートフォンを持っていない高齢者の「スマホデビュー」支援に取り組む。
災害など非常時の情報収集に加え、平常時も市からの情報入手や行政手続きが手軽にできるようになる−としてスマホ保有を促す。
6日発表した24年度当初予算案に関連経費1360万円を盛った。
24年度に予定している市内の防災行政用無線デジタル化に伴い、無線の整備場所が沿岸部のみになることから、市民から不安の声や要望が上がっていた。
スマホを持っていない65歳以上が対象。
従来型の携帯電話「ガラケー」からスマホに機種変更する場合は1人当たり2万円、
ガラケーも持っておらず新規でスマホを購入する場合は同3万2千円を支援する。合わせて500人の利用を見込む。
山本知也市長は同日の記者会見で「防災無線の内容をスマホを通して流す仕組みなどを活用する。
命を守る手段、市の情報を得る手段として高齢者にスマホを持ってもらいたい」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d04499ac203123d1bea29f3678bcbda78e4e56df