大阪府公立中学校長会は9日、府内公立高校入試の第3回進路希望調査結果(1日現在)を発表した。
対象は一般選抜に出願予定の公立中学3年生。
全日制高校131校のうち進学実績の高い文理学科に人気が集まる一方、69校で定員割れの可能性があるという。

全日制全体の募集人員3万4907人に3万6514人が進学を希望。
普通科(単位制を除く)は2万83人に対し、2万985人で平均倍率は1・04倍。
文理学科は3480人の募集に希望者は5109人となり、同1・47倍だった。

特別選抜なども含む全進学希望者のうち、公立志願の割合は59.03%。
現行入試制度が始まった平成28年度以降初めて6割を切った。
府教育庁担当者は「来年度から順次導入する高校授業料無償化で、私学へ流れる生徒の増加が大きな要因」とみる。

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