米軍を蝕む2つのアキレス腱、造船能力で中国に負け、肥満で兵士の人材不足
中国・ロシア・中東…高まる脅威を前にした米軍の弱体化で世界はより不安定に

中東情勢が緊迫し、ウクライナ情勢はこう着状態、そして中国の軍事侵攻による台湾有事が懸念される中、世界最強・米軍の弱体化が危機的状況にある。

国内産業の「脱工業化」が進行し、物理的な「兵器」を造る力が衰えてきた。特に原子力潜水艦などの造船能力が著しく低下しており、台湾有事などへの対応力が懸念される。

兵力増強もままならない。人手不足の中、民間企業との採用競争で負けているほか、そもそも肥満により若者の約4分の3は兵士に「不適格」という窮状だ。(JBpress)

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/79343