中国で、米メジャーリーグサッカー（ＭＬＳ）インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシ（３６）の〝騒動〟による波紋が広がっている。
メッシは香港リーグ選抜（４日、香港）戦を内転筋の違和感により、出場しなかった。これに中国ファンが激怒する中、７日のＪ１神戸戦では約３０分もプレーしたことでスター選手に対する反発が強まり、中国・杭州市スポーツ局は同地で３月に開催予定だった国際親善試合アルゼンチン―ナイジェリア戦を中止すると発表した。
中国ファンがメッシのへの不満を募らせているのは、欠場したことともに「敬意がなかった」ためだ。実際、同国メディア「１６３・ＣＯＭ」よると、香港政府トップとなる李家超長官との握手を拒否したことやスタジアムに集まったファンに対してスピーチを求められるも断ったこと、さらにはプレーできないことを、すぐに謝罪（後にＳＮＳで説明）しなかったファンらの怒りを買ったという。
そのため、メッシに関する情報を伝える中国各メディアのコメント欄には「メッシは代償を支払うべきだ」「中国から資金を得ようとしているこうかつさ」「もうメッシのビジネスは香港にも中国本土にもない」「もうメッシを尊重しない。彼が宣伝したものは絶対に買わない」「アディダス、レイズ、ペプシ、ジレット、その他メッシ公認製品をボイコットしよう」「メッシにお金を渡すな」との声が書き込まれていた。
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