パキスタンで行われた総選挙をめぐり、与野党の双方が“勝利”を宣言する異例の事態となっています。

パキスタンの選挙管理委員会は10日、小選挙区266議席のうち、253議席の開票結果を発表しました。

現在、汚職の罪などで収監されている元首相のイムラン・カーン氏が率いる最大野党「パキスタン正義運動」の支援を受けた無所属候補が最多となる100議席を獲得、「パキスタン正義運動」はAIで作成したカーン氏を使い勝利を宣言しました。

一方、ナワズ・シャリフ元首相が率いる与党も71議席を獲得し、「第1党」を確実にしたと主張していて、混乱が続くおそれがあります。

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