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大麻栽培し所持の疑い、男女6人を逮捕 路上の交通検問で車降り逃走 沖縄県警と糸満署

糸満署と沖縄県警組織犯罪対策課は8日までに、県内で大麻を営利目的で栽培したり所持したりしたとして、大麻取締法違反容疑で豊見城市に住む自営業の容疑者(38)ら男女計6人を摘発したと発表した。

 ほかに逮捕されたのは、浦添市の無職(28)、本部町の無職(39)の両容疑者ら。3容疑者の逮捕容疑は、2023年12月ごろ、県内で営利目的で大麻を所持した疑いなど。いずれも容疑を認めている。

 県警によると、23年12月、糸満市の路上の交通検問で豊見城市に住む自営業の容疑者が車を置いたまま逃走した。車内からは乾燥大麻約0・8グラムが見つかった。その後、豊見城市の自営業の容疑者が使うスマートフォンから大麻栽培をうかがわせる資料が見つかり、本部町の無職の容疑者が住む自宅アパートなどを家宅捜索したところ、栽培中の大麻草=写真(県警提供)=などが確認された。
県警は一連の捜査で大麻草35株、乾燥大麻約717グラム(末端価格358万円相当)を押収したという。交流サイト(SNS)などを介して、県内で1グラムあたり4〜6千円程度で取り引きしていたとみられる。