米メディア「ポリティコ」によると、新総司令官に対して軍内部には「作戦の目的が描けていないのに、戦線突破や小規模村落の制圧などの戦術的な成果にこだわる」との評判がある。自軍の犠牲をいとわない姿勢から「殺りく者」の悪名で呼ぶ兵士もいるという。シルスキー氏は9日の声明で「軍が最も重視するのは、兵士の命と健康だ」と強調。AP通信は「バフムトの戦闘で受けた批判に配慮した発言だろう」と分析した。

https://mainichi.jp/articles/20240210/k00/00m/030/007000c