地上150メートルを〝職場〟とする仕事がある。送電線の整備、補修、点検を担うラインマンだ。2024年元旦を襲った能登半島地震でも多くの電柱が倒壊し、電線が切れたため、必死の復旧作業に取り掛かっている。

 こうした災害などの非常事態への対応だけでなく、平時から全国各地に張り巡らされている送電線をメンテナンスする。決して太くない電線の上でバランスを取って行う作業は、精神的にも肉体的にも緊張感が高まる。現代社会における仕事や生活に不可欠な電気の供給を支える「縁の下の力持ち」を取材した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/1b61ae5b06c5ca2d4c6f1c290a182836683c61ff