今月7日、千葉県大多喜町で焼けた車の中からベトナム国籍とみられる男性が遺体で見つかった事件でこの前日、八千代市で金銭トラブルになっていたベトナム国籍の男性がこの車と特徴がよく似た車に乗せられたあと行方不明になっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察が2つの事件の関連を調べています。
今月7日、大多喜町の山林の斜面で焼けた車の後部からベトナム国籍とみられる20代から40代くらいの男性が遺体で見つかり、車が焼ける前に死亡していたとみられることから警察は、何者かが遺体を遺棄したとみて捜査しています。
捜査関係者によりますと今月6日に八千代市内でベトナム国籍の男性が別のベトナム国籍の数人のグループに車に乗せられたあと行方が分からなくなる事件があり、この時に使われた車が大多喜町で見つかった焼けた車と特徴がよく似ているということです。
男性は数百万円をめぐってグループと金銭トラブルになっていたということです。
警察は2つの事件の関連を調べるとともに男性と金銭トラブルになっていたベトナム国籍の数人が大多喜町の事件についても事情を知っているとみて行方を捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240212/1000101994.html