受験生の親がザワつく SAPIX出身者卒業大学の中央値はMARCH以下…親の時代とは異なる難易度
2022年の首都圏の中学受験者数は、私立、国立を合わせて5万1100人と過去最多(首都圏模試センター)で、少子化にもかかわらず受験熱は年々過熱している。
今年も1月から埼玉県の私立中学の一般入試が始まり、受験シーズンが本格化する中、意識の高い親の間で今読まれているのが、外資系投資銀行出身の作家、藤沢数希氏の「コスパで考える学歴攻略法」(新潮新書)だという。
この本では学歴を得るまでのお金と時間、大学卒業後の年収などさまざまな観点から日本人の学歴について考察されているが、筆者が紙数を割いているのが中学受験について。
なかでも、首都圏の最難関中学に生徒を多数輩出していることで知られる大手受験塾「SAPIX」出身者が、将来卒業する大学の中央値が、いわゆるMARCH(明治、青学、立教、中央、法政)に届かないと言及。これが受験生を持つ親に少なからず動揺を与えているという。
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