地震直後に行方不明 ペットの猫が約40日ぶりに飼い主の元へ 石川・輪島市

石川県輪島市で地震直後から行方が分からなくなっていたペットの猫が、保護していた地元の人からおよそ40日ぶりに飼い主のもとに戻されました。

兵庫県神戸市から来た神谷健一さん
「しゅん、しゅん」
「夜のあの気温は生きてないだろうなと」
「(Q.どのくらいまで冷えたんでしたっけ?)初日は氷点下いったから。人間があれだけ着込んで寒いのに猫なんてとてもじゃないだろうなと。まして飼い猫…うん」

11日午前、家族に引き渡されたのは雄猫のしゅん君です。神戸市に住む神谷健一さんは家族やしゅん君とともに輪島市内の妻の実家に帰省していました。

実家は地震で全壊し、しゅん君は揺れの直後に家から飛び出して行方が分からなくなりました。

地元の人たちが探していましたが、今月になって、実家の近くの塀の上にいるところを保護され、11日に神戸からやってきた神谷さんと1カ月ぶりに再会しました。

保護してきた桐本滉平さん「今朝までに約60匹の猫を民間というか個人の集団で保護してて。ペットを飼っている人はあすは我が身と思って」

しゅん君を保護してきた桐本さん自身も輪島朝市の大規模火災で自宅が焼失して2匹の飼い猫を亡くし、もう1匹を今も探し続けています。

桐本さんは、しゅん君が1カ月経って見つかったこともあり「希望を持って探し続けたい」と話しています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000336547.html

https://i.imgur.com/x6Ex8wz.jpg
https://i.imgur.com/RwPL7K9.jpg
https://i.imgur.com/cfHKuGL.jpg