ツイッター創始者が支援する「ブルースカイ」ってどんなSNS? マスク氏が「改悪」したXの対抗馬になれるか

世界で約5億人、日本で約5800万人の利用者がいるとされる「X(旧ツイッター)」。だが、著名起業家のイーロン・マスク氏による2年前の買収後、閲覧数稼ぎ投稿が激増するなど、「改悪」を嘆く向きは多い。そんな中、ツイッター創始者らが支援する新たなSNSが6日から一般ユーザーに公開され、注目を浴びている。その名は「Bluesky(ブルースカイ)」。Xの代わりになり得るのか。(岸本拓也)
◆以前のツイッターとほぼ変わらぬ印象
記者も早速ブルースカイを使ってみた。スマートフォンにアプリをダウンロードし、メールアドレスとパスワードを入力し、携帯電話番号による認証などを経て利用できた。日本語で表示された画面は、Xというか以前のツイッターとほとんど変わらない印象だ。
それもそのはず、もともとブルースカイは、旧ツイッターの共同創業者ジャック・ドーシー氏が着想したもので、Xとは「兄弟」のような存在だからだ。2023年2月に利用者を招待者に限定してアプリを公開したが、利用者を増やすため一般公開に至った。現在はXと直接の関係はない。

◆独占的管理のX、分散型のブルースカイ

https://www.tokyo-np.co.jp/article/308258
https://imgur.com/9Blq8vU.jpg