イスラエル、外国放送を制限する「アルジャジーラ法」を承認 - ワタン
https://www.watanserb.com/en/2024/02/12/israel-approves-al-jazeera-law-to-restrict-foreign-broadcasting/
ワタン・ヘブライ語メディアは、ネタニヤフ首相率いる占領政府が、主張通り、イスラエルの安全を損なう外国放送を禁止するいわゆる「アルジャジーラ法」を承認したと報じた。
イスラエル放送局は、「電話世論調査で、政府閣僚はイスラエルの安全を損なう外国放送を禁止するアルジャジーラ法を承認した」と述べた。
さらに、「昨日閣僚らに送られたこの要請は、ガザ軍がハマスの活動家でもあるアルジャジーラのジャーナリストのパソコンを発見したことをイスラエル軍報道官が明らかにした後に出されたものである」と付け加えた。
放送局は、この法律が承認された経緯については詳細を明らかにしなかった。
アルジャジーラはイスラエルに事務所を置き、記者チームが一年中活動しており、昨年10月7日以来続くガザでのイスラエル戦争の報道も含まれる。
アドレーの主張
イスラエル政府はこれに先立ち、シオニストの実体の安全を損なう外国放送局の閉鎖を可能にする規制を昨年10月に承認していた。
ヘブライ語新聞「ヒダブルート」によると、閣僚らは昨夜「日曜日」の夜の電話世論調査でイスラエルのアルジャジーラ閉鎖法案を可決することを決定し、その提案は今日(月曜)法制閣僚委員会に付託された。
閣僚らの決定は、同チャンネルの特派員の一人がハマスの上級活動家としても活動していると主張する占領軍からの情報提供を受けて行われた。
イスラエル軍報道官アビチャイ・アドレー氏は、数週間前のガザ北部のハマス基地の一つでのイスラエル軍による作戦中に、ガザ出身の「ムハンマド・サミール・モハメド・ワシャ」のラップトップが発見されたと主張した。
アドレー氏の主張によれば、このラップトップは「ジャーナリスト」としての仕事に使用されているとされており、ワシャ氏はハマスの上級指導者であり、運動内の対戦車ミサイル開発チームで働いているとも主張している。彼は2022年末に「ハマス空軍」の研究開発職に異動した。
ステップの凍結
イスラエル政府閣僚らは数週間前の電話世論調査で、イスラエルでのアルジャジーラ放送を停止するというシュロモ・カライ通信大臣の提案を受け入れることを決定していた。しかし、とりわけこのチャンネルはイスラエルとハマスの仲介役を務めるカタールが所有しているため、この措置は凍結された。
その後、政府の法律顧問ガリ・バハラフ・ミアラ氏は、モサド、シン・ベト、国防省とともに、イスラエルのアルジャジーラネットワークがアラビア語とアラビア語の両方でハマスのプロパガンダを放送することで敵を支援していると主張し、同チャンネルの放送を停止する提案を支持した。説明によれば、英語で世界中の視聴者に配信され、イスラエルの敵に機密情報を送信することさえあるという。