アスリートの「心の健康」が注目される中、2026年の愛知・名古屋アジア大会で日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表選手の心のケアに力を入れる。選手村は造られない計画だが、交流サイト(SNS)を活用し、選手同士の交流を促すことで一体感を醸成。
互いにコミュニケーションを深め、大会前の緊張や競技の悩みを少しでも軽くする。
愛知・名古屋大会は21年の東京五輪から5年ぶりとなる自国での国際総合大会。同五輪では選手が心の不調を訴えて出場を辞退したり、SNSで誹謗(ひぼう)中傷されたりする問題が国内外で起こった。