【速報】薬品など飲ませ4歳娘を殺害か 両親逮捕 体内から不凍液や向精神薬の成分
東京・台東区の自宅で薬品を飲ませるなどして当時4歳の娘を殺害したとして、警視庁は両親を逮捕しました。
捜査関係者によりますと、去年3月、台東区今戸の住宅で当時4歳だった細谷美輝ちゃんが意識を失い搬送先の病院で死亡しました。
司法解剖などの結果から死因は中毒死の疑いがあることが分かりました。
警視庁は事件の可能性があるとして1年近くにわたり、関係先の家宅捜索や美輝ちゃんの両親への任意の事情聴取を続けてきました。
その結果、父親で会社経営者の細谷健一容疑者(42)と母親の志保容疑者(37)が美輝ちゃんに薬品などを飲ませて殺害した疑いが強まったとして、殺人容疑で逮捕しました。
美輝ちゃんの体内からは不凍液に含まれるエチレングリコールの成分が検出されたということです。
不凍液は車のエンジンが凍結するのを防ぐ時などに使われる液体です。
専門家によりますと、エチレングリコールは毒性があり、摂取すると腎臓の機能が低下するなどして死に至る可能性があるということです。
他にも、向精神薬などに含まれるオランザピンも検出されました。
いずれの成分も子どもが誤飲する量ではないということです。
また、数年前には、健一容疑者の姉も亡くなっていて、不審な点が多いことから警視庁は死亡の経緯を調べる方針です。
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