短命な独身男性
男女ともに配偶者と死別した人の死亡中央値がもっとも高く、平均寿命を超える長寿である。一方で、男性では未婚の死亡年齢がもっとも低く、67.2歳で未婚男性の半分は亡くなっていることになる。これはほぼ平均寿命平均と同一値の有配偶男性より14年以上も早い。

離別男性も平均寿命を大きく下回り、72.9歳であり、未婚及び離別という独身男性は短命であることがわかる。

ちなみに、2018年時点で算出した時は未婚男性死亡中央値は約66歳だったので、2年で少しは伸びていることになる。

反対に、女性では有配偶女性の死亡中央値が78.6歳と一番低く、女性の平均寿命を大きく下回る。むしろ、未婚で81.6歳、離別でも80.9歳と、女性の場合、独身の方が長生きなのだ。

ここからは「一人では生きていけない男・一人だと長生きする女」という構造も見えてくる。

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