群馬県伊勢崎市にある2つの公園付近で8日、7歳から10歳の小学生ら12人が次々と犬に噛まれ5人が救急搬送された。
子どもらを襲ったのは2歳のオスの四国犬。
動物の生態に詳しい、アジア動物医療研究センターのパンク町田センター長に、四国犬の気質について聞いた。
飼い主にしか懐かない「ワンマンドッグ」
ーー四国犬はどういった犬種?
四国を原産とする日本の中型犬です。
本来は、“土佐犬”(※土佐闘犬とは異なる)と呼ばれていて、性格は「ワンマンドッグ」です。
飼い主ただ1人に慣れるため、ファミリードッグではなく、ペット向きではありません。
日本犬を飼育する人というのは、猟を行う人、あるいは、その犬種の保存に努める方が主だと思います。
そのため、四国犬は家族でペットにするような犬ではありません。事故を起こしやすい犬種と言わざるを得ないです。
ーー噛みつく力は強い?
日本犬の中ではそれほど強い方ではありませんが、弱くもないです。
ただ、世界のいろいろな犬種の中でも、よく人に噛み付く犬です。
四国犬は外見が狼に似ていることから「ニホンオオカミ」に間違えられることがありますが、学術的に狼との交錯は認められていません。
犬を飼う前に知っておきたい“日本犬”の気質 小学生ら12人に噛みついた「四国犬」の特徴と注意点を専門家が解説
https://news.yahoo.co.jp/articles/0764d3b22349c276edb30eac55bbfb72e3766c4e
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