韓国・小学校の社会見学に「性犯罪裁判」傍聴、飛び交う「性器」「肛門」「買春」…「不適切」批判(KOREA WAVE) - Yahoo!ニュース
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【01月31日 KOREA WAVE】韓国の昌原(チャンウォン)地裁が、小学生たちに社会勉強の一環として傍聴してもらう裁判に児童性犯罪の公判を選ぶ「ミス」を起こした。法廷では大人でさえ聞きたくない「性器」「買春」などの用語が飛び交い、不適切だと非難を浴びている。

報道した釜山日報によると、昌原地裁で1月25日にあった「裁判所見学プログラム」に昌原市内の小学校2校の5年生男女約20人が参加。主に満11歳の小学生たちは裁判所職員の案内で、315号の大法廷であった刑事裁判の公判を傍聴した。

当日あった刑事裁判7件のうち5件は性犯罪事件で、そのうち4件は被害者が未成年・児童・青少年の事件。未成年者に対する強姦事件の判決公判では、地裁が50代の被告に懲役5年を言い渡し、判決理由の説明で「性器」「肛門」などの表現を10回余り繰り返した。

地裁関係者は「25日午前に傍聴が可能な法廷は2カ所しかなく、1カ所は公判が1件しかなかったので大法廷で傍聴してもらうことになった」と釈明した。

小学生たちは落ち着いた様子で傍聴を終えたというが、大韓児童虐待防止協会のコン・ヘジョン代表は「発達段階に合った裁判を見せるべきだ」と地裁の対応を批判している。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News