同じ中学の教師と生徒で“性的関係”から30年以上経て「バレたら全国ニュース、先生も奥さんもここにいられない」と、恐喝300万円の女に懲役3年の求刑 さらに“フラッシュバック”悪化と現金要求くり返し、千枚通しで刺されて発覚
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2/10(土) 7:39配信

HBCニュース北海道
送検される五十嵐みゆき被告(去年11月、室蘭警察署)
 2021年10月、北海道室蘭市で、当時73歳の元教諭の男から現金300万円を脅し取った罪などに問われている49歳と46歳の女2人の裁判…発覚は去年9月、再度、恐喝された元教諭が2人を千枚通しで刺し、殺害しようとした罪で起訴された事件からですが、背景に30年以上まえ、元教諭と中学、高校時代の49歳の女の性的関係があることが明らかにされました。

 起訴状などによりますと、室蘭市の五十嵐みゆき被告49歳と、友人の小田桐梨沙被告46歳は共謀し、2021年10月、当時73歳の元教諭、野澤俊重被告から現金300万円を脅し取った恐喝、さらに去年9月、再度、現金などを脅し取ろうとした恐喝未遂の罪に問われています。

 野澤被告は去年9月の恐喝未遂の際、2人を千枚通しで刺し、殺害しようとした殺人未遂の罪で起訴されていて、そこから女2人の事件が発覚。
送検される野澤俊重被告(去年9月、室蘭警察署)
 8日午後、札幌地裁室蘭支部で開かれた初公判で、女2人は起訴内容を認め、検察は「野澤被告の自業自得も否定しがたい」としながらも、五十嵐被告に懲役3年、小田桐被告に懲役2年を求刑しました。

 野澤被告の「自業自得」とは…検察は、事件の背景などを下記のように指摘しています。

■検察指摘の経緯、事実関係

・野澤被告と五十嵐被告は、同じ中学校で教諭と生徒
・五十嵐被告が中3時と高1時、性的関係
・高校は室蘭市外で寮生活の五十嵐被告を、時々、車で送迎
・性的関係解消後も、五十嵐被告が野澤被告に悩み相談
・1998年に長男誕生、その後も近況などを年賀状で報告

・長男の高校受験に向けて、野澤被告が家庭教師
・心筋梗塞を患った五十嵐被告を野澤被告が見舞う

・2021年、五十嵐被告の口座残高2860円、カードローンが約30万円
・妹分だった小田桐被告に性被害、フラッシュバックなどを相談
・小田桐被告が野澤被告に問い質すも、否定される

・同年10月、2人で野澤被告宅へ
「バレたら全国ニュースだね、先生も奥さんも、ここにいられないね」
「弁護士を介して、話し合えば?」
「面倒くさいよね」
「弁護士に払うくらいなら、直接お金を渡す」と野澤被告
「誠意を見せろ!」
・後日、野澤被告の妻から現金300万円

・2022年8月、再び口座残高4700円ほど、カードローン約30万円
・野澤被告に電話するも「もう、うちには金がない」と着信拒否の設定

・去年9月26日、小田桐被告に性被害のフラッシュバック悪化を相談
・小田桐被告が野澤被告に電話するも「もう、うちには金がない」
・同日、野澤被告宅に行って、千枚通しで刺される

https://news.yahoo.co.jp/articles/52216ef07a96da511ac33bf6ee78cd8112f020fe