相模原市のマンションに住む50代の夫婦が死亡し、15歳の長男が父親を殺害した疑いで逮捕された事件で、長男が以前に起こした問題をめぐり、父親から厳しくしかられていたことが捜査関係者への取材で分かりました。長男は事件について、「父親との関係性でやった」と説明していて、警察は関連を慎重に調べています。

今月10日から13日にかけて、相模原市内の自宅マンションで、52歳の会社員の父親を刃物で刺して殺害したとして、警察は15歳の高校1年生の長男を逮捕し、15日身柄を検察庁に送りました。

この部屋からは50歳の母親も遺体で見つかっていて、警察は長男が関与した疑いがあるとみて調べています。

捜査関係者によりますと、長男が以前起こした問題について、父親から厳しくしかられ、その際に手も出されていたということです。

調べに対し、「父親との関係性からやりました」などと供述しているということで、警察は事件との関連について、慎重に調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240215/k10014359081000.html