任天堂の次世代機発売、25年の1-3月期に延期可能性も-関係者

任天堂は、同社が今年後半に予定していた次世代ゲーム機の発売時期を2025年1-3月期に延期する旨を複数のゲーム開発会社に通達した。複数の関係者が明らかにした。
複数の事情に詳しい関係者が匿名を条件に明かした。現行ゲーム機「スイッチ」の後継となる次世代ゲーム機の発売は24年中との観測が出ていたが、時期が後ろ倒しになる可能性がある。

スイッチは発売7年目でライフサイクル終盤を迎えており、次世代機の発売時期や仕様への関心が集まっていた。

スイッチの販売は堅調で、任天堂は6日に発表した決算で、今期(2024年3月期)のスイッチのハードの販売目標を1500万台から1550万台に、ソフトの目標を1億8500万本から1億9000万本に引き上げていた。同社の古川俊太郎社長は来期も「スイッチを主軸にビジネスを続けていく」と話していた。

延期のニュースは、ビデオゲームズクロニクルが先に報じている。任天堂の米国法人はコメントを求めても応じなかった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-17/S8Z5X1T1UM0W00?srnd=cojp-v2