シナモンの香りが口の中に…バレンタイン限定「カカオうどん」は出汁との相性も…【さぬきのプラス香川】

知っていると得する香川の豆知識をお届けする「さぬきのプラス」。
2月14日はバレンタインデーということで、チョコレートにちなんだ珍しいうどんを紹介します。
その名も…「カカオうどん」です。

器に並んだ2色の麺。茶色い麺にはカカオとシナモンが練り込まれています。

(河野有紀記者)
「口にふくむとカカオよりもシナモンの香りがいっぱいに広がります。出汁にはカツオが使われていますが、相性も良くておいしいです!」

バレンタイン限定の「カカオうどん」を販売しているのは、高松市松縄町にある「元祖わかめうどん大島家」です。
器には茶色い麺だけでなく、緑色の麺も入っていましたが、こちらは一体、何なのでしょうか?

(元祖わかめうどん大島家 大島淳一さん)
「ワカメと季節の麺の2種類を1つの丼ぶりに入れて、季節の麺は2~3日で変えている。
ワカメの麺は先代が最初に作ったのだが、体が悪かったので、塩を使わずにうどんが食べられたらということで
(塩の代わりに)ワカメの粘り成分で麺を作ったのが始まり」

塩を使わないこの店では、一般的な白い麺ではなく、香川県産の小麦にワカメを練り込んだ麺と季節ごとに旬の食材を練り込んだ麺を、
ハーフ&ハーフで提供しています。

店長の大島淳一さんによりますと、バレンタインに合わせた旬の食材としてカカオとシナモンを使い始めたのは十年以上前からで、
期間中はどのメニューを頼んでもこの麺で提供されます。

(元祖わかめうどん大島家 大島淳一さん)
「バレンタインはチョコレートなのでカカオ。あとは寒い時期に体温を上げるのに良いとされるシナモンを入れている。
カカオは豆類で、豆関係は色々とやっていたのでたぶんいけると思った」

また、この店ではバレンタイン限定の商品として、「チョコちくわ」も販売しています。

高松市の老舗練り物店「矢野商店」と協力して作ったもので、中にはカカオとピーナッツが入っています。

(元祖わかめうどん大島家 大島淳一さん)
「驚き、体の良い、飽きが来ないものを提供する、これをずっと続けていきたいと思っている。ちくわと合わせてぜひ楽しんでほしい」

バレンタイン限定の「カカオうどん」は、2月18日まで販売されています。

https://ohk.co.jp/data/26-20240213-00000006/pages/
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うどんで香川県産の食材巻いたオリジナル恵方巻き作り さぬき

3日の節分を前に、ごはんの代わりに「うどん」で県産の食材を巻いたオリジナルの恵方巻き作りがさぬき市で行われています。

さぬき市にある高松自動車道の津田の松原サービスエリアでは、
節分の3日、うどんを使ったオリジナルの恵方巻きを販売することにしていて、それに向けた準備が行われました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240202/8030017763.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240202/8030017763_20240202193432_m.jpg