16日に死去したロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)の広報担当者は17日、ナワリヌイ氏の死因について、
ロシア当局が「調査が終了し、犯罪は立証されなかった」と弁護団に伝えた、とX(旧ツイッター)に投稿した。
同氏の陣営は「証拠を消している」と批判しており、死因が明確にならない恐れが強まってきた。

ナワリヌイ氏の弁護士も同日、収監されていた北極圏の刑務所に到着した同氏の母らが、死因は「突然死だ」と告げられたと説明。
指示された遺体安置所に向かったが、遺体はなかったという。
陣営は「彼らは毎回ウソをつき、堂々巡りを繰り返し、証拠を消していく」と批判した。

 当局によると、北極圏の刑務所に収監中だったナワリヌイ氏は16日、散歩後に意識を失った。救命措置を施したという。

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