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中国が日本の水産物の輸入を停止したことで、輸出できずに保管されていた北海道のホタテが湖西市の小学校に無償で提供され、子どもたちが給食で味わいました。

東京電力福島第一原発の処理水の放出を受けて中国が日本の水産物の輸入を全面的に停止する中、ホタテの養殖が盛んな北海道の森町は輸出できずに保管されているホタテを買い取って全国の学校などに無償で提供しています。
湖西市には284キロのホタテが届き、11の小中学校の給食で提供することになりました。
このうち新居小学校では15日、ホタテのクリーム煮がふるまわれました。

6年生の教室では担任の先生が地図で森町の場所を示しながら年間1万5000トンのホタテの水揚げがあることなどを説明したあと、みんなで「いただきます」をしておいしそうに味わっていました。
ホタテのクリーム煮は人気のメニューでおかわりする児童の姿もみられました。
男子児童は「口に入れた瞬間、ほわっと割れて味がしみ出ておいしいです」と話し、女子児童は「甘くて歯ごたえがあっておいしいです。北海道の森町は知りませんでしたが、いつか家族で旅行してみたいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240215/3030023019.html