クリンスマン氏が韓国代表監督を引き受けることになった過程はやや「偶然」だったと伝えた。息子が2017年に韓国で開催されたU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場した当時から鄭会長と付き合いがあるというクリンスマン氏は2022カタールワールドカップ(W杯)の競技場のVIPエリアで鄭会長と会った。
韓国-ブラジルの16強戦(1-4敗戦)が終わった後、パウロ・ベント前監督が辞意を明らかにした後だった。国際サッカー連盟(FIFA)技術研究グループ(TSG)の一員としてW杯に参加したクリンスマン氏は「監督を探しているのか」と冗談で尋ねたと、シュピーゲルに話した。しかし鄭会長はこれを真剣に受け止めたと主張した。
翌日2人はカタール・ドーハのホテルで会い、コーヒーを飲みながらこれについて話し合った。クリンスマン氏は「ストレスを感じず、長い付き合いだから関心があれば連絡してほしい」という趣旨で話したという。すると数週後に鄭会長が実際に連絡をして関心を見せたというのが、クリンスマン氏の説明だ。
鄭会長は16日、クリンスマン氏の監督更迭を発表しながら監督抜てき過程の一部を明らかにした。鄭会長は「ベント前監督の選任当時と同じプロセス」とし「61人から23人に絞った後、マイケル・ミュラー戦力強化委員長が5人にインタビューをした。その後、1、2位と2次面接をし、クリンスマン氏を最終的に決定した」と伝えた。
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