広島市内で昨年１２月に、３歳の男児が母親の交際相手の男からの暴行で頭の骨を折る重傷を負った事件で、広島県警広島中央署は１９日、以前にも男児に暴力をふるってけがをさせていたとして、いずれも傷害容疑で交際相手の同市、自営業の男（２９）を再逮捕、母親で同市内の無職女（２４）を逮捕した。２人は容疑を認めているという。発表では、２人は共謀し、昨年９月２９日から１０月２日の間に男の自宅で、男が男児の顔を数回殴って顔にかみつき、母親も男児の背中を膝蹴りするなどして、１週間のけがを負わせた疑い。
男は１月２６日に逮捕され、今月１５日に傷害罪で起訴されていた。同署は、日常的に虐待が行われていた恐れがあるとみて、捜査している。
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