コロナ無料接種 来月終了
県「希望者は早めの接種検討を」

新型コロナの患者の報告が相次ぐなか、無料でのワクチン接種は来月で終了することになっていて、群馬県は、希望する人は早めの接種を検討するよう呼びかけています。

新型コロナのワクチン接種は、現在は費用が全額公費負担で、無料で受けることができますが、来年度以降は季節性インフルエンザなどと同様に、原則、費用の一部自己負担を求める「定期接種」で行われます。

「定期接種」の対象者は６５歳以上の高齢者と、６０歳から６４歳で基礎疾患がある重症化リスクの高い人で、これ以外の人は「任意接種」となるため、自己負担額は７０００円を超える見通しです。

現在、県内で行われている無料のワクチン接種は各地の医療機関での実施が中心となっていますが、予約の方法は自治体によって異なるため、県は接種を希望する人はホームページなどで確認してほしいとしています。

県薬務課は「年度末が近づくと希望の日程や場所での接種ができない可能性がある。ワクチンによる重症化の予防効果は１年程度持続することが報告されているので、希望する人は早めの接種を検討してほしい」と呼びかけています。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20240219/1060016381.html