https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1008164?display=1

4歳の次女を有害物質「エチレングリコール」などで殺害したとして両親が逮捕された事件で、エチレングリコールが体内に入ると生じる物質が死亡した容疑者の姉からも検出されていたことがわかりました。

東京・台東区の会社役員・細谷健一容疑者(43)と妻の志保容疑者(37)は去年3月、次女・美輝ちゃん(当時4)に有害物質「エチレングリコール」などを摂取させ殺害した疑いがもたれています。

また、2018年4月には健一容疑者の姉(当時41)が突然、死亡していますが、その後の捜査関係者への取材で、姉の腎臓から「エチレングリコール」が体内に入ると生じる「シュウ酸カルシウム」が検出されていたことがわかりました。

「シュウ酸カルシウム」が腎臓に蓄積すると、腎不全などを引き起こす可能性があります。

姉の死因はわかっていませんが、死亡する直前に「頭が痛い」と言って通院していたということで、警視庁が姉についても捜査を進める方針です。