名古屋市の教育委員会が校長の推薦名簿とともに金品を受け取っていた問題で、1人の幹部職員に200万円以上の現金が渡っていたことが新たに分かりました。校長の人選は正しく行われていたのか。疑惑はますます深まっています。

事の発端は2月11日。名古屋市教育委員会で教員の人事などを担当する「教職員課」が、教員団体から小中学校の校長などを推薦する教員名簿とともに、現金や商品券を受け取っていたというのです。受け取った金額は毎年200万円を超えるとみられ、飲食費などに使ったということです。

こうした中、19日、教育委員会の1人の幹部に対し、2018年から複数回にわたり合計200万円以上の現金が渡されていたことが判明しました。この幹部は聞き取りに対し「会合費に充てたが人事には影響していない」などと説明したということです。

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