徳島市の「とくしま動物園」では4年前から、来園者に人気があるキリンがいない状態が続いていましたが、来月、広島の動物園からオス1頭が仲間入りすることになりました。
「とくしま動物園」では、令和2年9月にキリンのオスが老衰で死んだあと、キリンがいない状態が続いていました。
徳島市はその後、繁殖のためにオスとメスの2頭のキリンの受け入れを希望し、獣舎を増設して準備を進めていたところ、全国の動物園が参加する団体の紹介で広島県福山市の動物園からオス1頭を借りることが決まりました。
このキリンは福山市の特産品にちなんで「はっさく」と名付けられたアミメキリンで、令和元年に生まれ、高さは4メートル90センチあります。
来月12日に「とくしま動物園」に移る予定で、環境に慣れ次第、カピバラやシマウマとともに「サバンナエリア」で公開される見通しです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240221/8020019677.html