同庁気象衛星センター（東京都清瀬市）で3月5日から運用を始める。 同庁は現在、線状降水帯や気象全般の予測にスパコン2基を活用している。今回はこのうち1基を更新。従来と比べ、処理性能は約2倍だという。
線状降水帯の予測では、水蒸気量などの観測データを発表までの短時間でどれだけ大量に分析できるかが精度向上のカギとなる。現在、5キロ四方を対象に出している「半日前」の発生予測は、2キロ四方にまで対象エリアを絞り込めるという。
今回の導入で、同庁は、線状降水帯の半日前予測について地方単位からより細かい府県単位に切り替えて提供する予定だ。
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線状降水帯の発生、より細かく予測可能に 気象庁がスパコン更新：朝日新聞デジタル
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