ジャーナリストの山岡俊介氏が、マルチ商法会社元社長の淡路明人被告に実刑判決が出たとの情報をキャッチ。淡路被告と言えば、かつて秋元司元議員によるIR汚職に絡み有罪判決を受けた「アベ友」の一人。「桜を見る会」にも出席し、安倍元首相や昭恵夫人との蜜月をアピールしながら、2015~2017年頃にかけて「クローバーコイン」と称する仮想通貨を販売し200億円を荒稼ぎしたいわくつきの人物ですが、執行猶予となっていました。ただ今回の「キメセク」に関しては、国会議員に泣きついてもどうにもならなかったようです。『アクセスジャーナル・メルマガ版』より、事件の呆れた全貌をご紹介します。 


2月6日、東京地裁で判決があり、淡路明人被告に実刑判決が言い渡されていたことがわかった。

今回の容疑は覚醒剤取締法違反(ただし所持とか使用ではなく、医者や研究者でもないのに、より快楽を得るために、相手女性の陰部に針のない注射器で覚せい剤入り水溶液を注入した模様)だが、この淡路被告、過去、安倍晋三元首相夫婦との写真を信用付けに利用し仮想通貨(暗号資産)を約200億円も売ったかと思えば、安倍昭恵夫人も関わる事業に資金援助、何より秋元司元衆議院議員の贈収賄事件に絡んだ証人買収事件で有罪になったこともある御仁。


その際は懲役1年2カ月、執行猶予3年だったが、今回はついに実刑判決に問われた。

もっとも、覚醒剤の事件ということからか、新聞・テレビの大手マスコミは逮捕されたこと自体一切報じてない。一部週刊誌が取り上げただけだが、未だ判決があったことはどこも報じていない。

「絶対に捕まらないようにします」の安倍元首相はもういない
関係者によれば懲役1年4カ月(内、未決勾留通算90日)。

淡路被告、未だ仮想通貨で稼いだカネを相当持っているようで(ハワイなどに複数の不動産を所有)、覚醒剤を黙って注入した相手女性には合計1662万円を払って和解している。

しかし前科に加え、今回は黙って相手女性に覚醒剤を注入したのだから、最悪の場合、人命にも関わったわけで、裁判官の心証は極めて良くなく、和解の件、それに起訴後に籍を入れた妻が今後、生活を監督をして行くと誓ったことなどを考慮しても執行猶予は認められないとの判決だった。

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