NHK時計のアプリは「ひどすぎる」? これぞ“ジェネレーションギャップ”か……

若者世代によるXへのこんな投稿が話題になった。「NHKの時計アプリ見つけたんだけど酷すぎて泣いてる今」。
「NHK時計」は2009年にNHKが初めて出したiOSアプリだ。
その存在を懐かしがる昭和世代との反応にジェネレーションギャップが生じている。

 アプリの機能は3つ。(1)アナログ時計の表示、(2)時計のデザイン変更(3種類)、(3)時報――だ。

 今どきのiPhoneアプリで、こんなに機能が少ないものはなかなかない。前出の投稿は、あまりの機能のなさを嘆く、若者世代ものだ。

 これに対して昭和世代は「なつかしすぎて泣いている」などと反応し、Xで昔話に花が咲いた。

 最近は、YouTubeや音楽サブスクサービスが普及したことで、若い世代も古い楽曲や映像に触れる機会が増えた。
これがジェネレーションギャップを埋めており、筆者も、年下と同じコンテンツの話で盛り上がりやすくなったと感じている。

 だが「テレビで放送されていた時報」がサブスク配信されることはない。
「NHK時計」だけは、ジェネレーションギャップを超えることはないんだろうな、と感じた。スマホアプリ版が突然ブームにならない限りは。

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2402/13/news091.html