32年前に女の子2人が殺害された「飯塚事件」について死刑が執行された男の弁護団による2度目再審請求で、
当時最後に被害児童らを目撃したとされる女性が「目撃したのは別の日だった」と証言していることを弁護団が明らかにしました。

◆「できあがった調書に署名・なつ印を求められた」

女性は証言を訂正した理由について、「当時の証言は警察からの誘導や強引な押しつけで作成されたもの」
「自責の念に駆られており再審請求棄却について報道で知って決意した」などと話しており、自ら証言が誤りだったことについて弁護士に電話したということです。
また、女性は、「事件から2年後、調書作成のために喫茶店に呼び出されたため、自身の証言を訂正しようと考えていたが、
すでにできあがった調書を渡され、署名・なつ印を求められた」と話しているということです。再審可否の決定は4月以降になる見通しです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1004269?display=1