※2024/2/22 15:19(最終更新 2/22 15:20)
毎日新聞

 上川陽子外相は21日(日本時間22日)、訪問先のブラジル・リオデジャネイロで主要20カ国・地域(G20)外相会合に出席し、イスラエル軍の攻撃で人道状況が悪化しているパレスチナ支援として新たに3200万ドル(約48億円)規模の無償資金協力を検討していると発表した。

 上川氏はイスラム組織ハマスによるテロ攻撃を非難した上で、パレスチナ自治区ガザ地区の危機的な人道状況を「深刻に懸念している」と述べた。ガザ南部ラファへの地上侵攻に対する「深い懸念」も表明した。

 人道支援活動が可能な環境の確保と、人質の早期解放につながる「人道的停戦の速やかな実現」「持続可能な停戦の実現」を呼びかけた。

https://mainichi.jp/articles/20240222/k00/00m/030/125000c