「神真都Q会」代表の弁護側、生活保護費詐取事件でも反ワクチン主張
2023年3月17日
新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する「神真都(やまと)Q会」の代表理事を務め、寄付金の一部を収入にしていたのに生活保護費をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた村井大介被告(53)の初公判が17日、大阪地裁であった。
村井被告は「(起訴内容が)よくわからない」と述べ、認否を留保。弁護側は「反ワクチン運動を弾圧する目的の国策捜査であり、公訴権の乱用だ」として起訴内容を否認した。弁護側はさらに、「殺人ワクチンだ」「人口削減のためだ」「被告を狙い撃ちにした立件だ」と持論を展開した。
起訴状によると、村井被告は昨年4月、2回にわたって約403万円の収入を得ていたが、同年4~7月に計51万円ほどの生活保護費を受け取ったとされる。
https://www.asahi.com/articles/ASR3K4K04R3GUHBI03H.html