A-50(ロシア語:А-50アー・ピジシャート)は、ソ連及びロシア連邦の早期警戒管制機(Самолет ДРЛО)である。

北大西洋条約機構(NATO)は、「メインステイ」(Mainstay:大黒柱の意)というNATOコードネームを割り当てた。

Il-76を母機として開発された早期警戒機であり、機体部分であるIl-76の開発はイリューシン設計局であるが、総合的なシステムとしてのA-50の開発はベリエフ設計局で行われた。

Il-76MDとの概観上の違いは以下である

主翼フェアリング前方にバルジを追加
APUの強化とそれに伴う発熱に対応するため垂直尾翼付け根にエアインテークを追加
機首航法士窓や尾部銃座窓の閉鎖
空中給油プローブの装備

なお、A-50とはベリエフ設計局における試作時の仮名称だが、開発が完了し正式採用されて量産型が生産されているにもかかわらず、そのまま「A-50」と呼称され続けており、改良型等の派生型も「A-50M」のように接尾記号を附けて呼称されている。

大型の皿型レーダードームを搭載した開発試験支援機である「IZdeliye-976«СКИП»(Il-76-SKIP)」とA-50は外見がよく似ているためか混同されている事が多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/A-50_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

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