台湾TSMC日本国内初工場きょう開所 東京ドーム4個分の敷地面積 熊本・菊陽町

台湾の半導体製造大手TSMCの日本国内初となる工場がきょう、熊本県に開所します。
熊本県菊陽町に建設された新たな工場は地上4階、地下2階で敷地面積は東京ドーム4個分。
半導体を製造するクリーンルームは国内最大規模と言われています。
工場では自動車や電化製品に使用される回路線幅、12ナノから28ナノの製品の量産を今年の年末までに始める予定です。
午後から開かれる開所式には、齋藤健経済産業大臣やTSMCの劉徳音会長たちが出席します。
なお、TSMCは2027年末までの稼動を目指す国内第2工場も熊本県内に建設すると発表していて、
きょう開所する第1工場と合わせると設備投資額は3兆円規模になり、日本政府からの補助金は1兆2000億円に上る見通しです。

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