
「劇団限界集落」観客を魅了 春野で公演、のびのび歌や演技
浜松市天竜区春野町の住民でつくる「劇団限界集落」によるミュージカル公演が23日、同町宮川の春野文化センターであり、春野に残る庚申(こうしん)講を題材に初の完全オリジナル作品を演じた。
子どもたちから大人まで幅広い年代の21人が、色鮮やかな衣装をまとって出演した。物語は、母を亡くし庚申信仰の世界に迷い込んだ少年が、愉快なサルやキツネ、帝釈天などに励まされながら、ありのままの自分を受け入れて前に進もうとする筋書き。人物の心情の変化を、のびのびとした歌や演技、細やかな表情の変化で表現した。
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