ワシントンでガザ侵攻に抗議の焼身自殺未遂か 米空軍所属の男性(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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米首都ワシントンの在米イスラエル大使館近くで25日、米空軍所属の男性が液体をかぶった後に自らに火を付けた。米メディアが報じた。警備要員が消し止めたが、男性は重症という。男性は「パレスチナを解放しろ」と繰り返し叫んだとされ、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻に抗議するため焼身自殺を図った可能性がある。

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 報道によると、現場の様子を撮影した映像の中で、男性は火を付ける前に「これ以上、ジェノサイド(集団虐殺)には加担しない」などと話していた。

 バイデン米政権は、ガザのイスラム組織ハマスが昨年10月にイスラエルを越境攻撃したことを強く非難し、その後のイスラエルのガザ侵攻を支持してきた。しかし、侵攻で民間人の犠牲が増加するに従って、イスラエルに人道的配慮を求める場面が増えている。

 米国内では、若者やリベラル派を中心にバイデン政権の対応を非難する声が上がっている。【コロンビア(南部サウスカロライナ州)秋山信一】