東京 練馬区の区立中学校の教師が生徒へのわいせつ行為の疑いで逮捕され、その後自殺したことをめぐり、被害を受けた生徒がその後、同級生などからひぼう中傷にあったなどとして区に損害賠償を求める訴えを起こしました。

26日、東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、練馬区に住む高校生の男子生徒と母親で、両親が都内で会見を開きました。

訴状などによりますと、生徒は区立の中学校に通っていたおととし、担任だった男性の教師から股間を触られるなどの性被害を受けたということです。

被害を申し出た結果、教師や校長は謝罪しましたが、担任の変更や警察への通報などはしなかったということです。

生徒と母親が警察に通報して教師は逮捕されましたが、教師は釈放されたあとに自殺し、生徒は同級生などから、ネット上で「うそだ」とか「教師が自殺したのはお前のせいだ」などとひぼう中傷を受けたということです。

(後略)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240226/k10014371341000.html