首を鳴らすのは危険!その理由は?

首を鳴らすのが危険な理由は、首を鳴らすことで神経を傷つけてしまうおそれがあるからです。

頚椎(首付近の脊椎)は、複数の骨が連なっています。それぞれの関節は潤滑油の役割を持つ関節液でつながっており、関節液中に溜まった気泡が弾けることでポキポキと音が鳴る仕組みです。一度弾けると気泡はなくなるので、首を鳴らした後はしばらく音が鳴らなくなります。

関節液中の気泡が弾けると、液中の容積が増えて首の動きが一時的に良くなります。そのため、首を鳴らすのが癖になってしまう方も多いようです。ただ、首を鳴らす行為は首に無理な動きを強いることになり、神経を傷つけるおそれもあるので注意が必要です。

日常的に首を鳴らしていると首の関節が緩むこともあります。その結果、緩んだ関節を保護するために周りの靭帯が固まり、ひいては首全体が固まっていくことに。いわゆるムチ打ちと同じ状態になり、日常生活に支障をきたすこともあります。

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